ナイカ鉱山から採れるフィッシュテールセレナイト。中々入手が難しい貴重なセレナイトですが、その理由とこのセレナイトの効果についてまとめています。
セレナイト
「聖母マリアのガラス」とも呼ばれるセレナイト。
美しい白色をしているのが特徴で、ヒーリング効果や浄化作用が強いとされる石です。
美しい見ための石ですが、硬度が低く、水や汗にも弱い繊細な一面も持ちます。
反射で強い光の筋が見えるものも多く、実際に手に取ると離れがたい魅力を感じる石でもあります。
セレナイトの詳しい記事はこちら↓
フィッシュテールセレナイト
セレナイトの多くはモロッコ産です。
市場に多く流通しているセレナイトは透明感を感じる部分は一部あるものの、白い乳白色で不透明なものも多いです。
その白さが良さでもあります。
一方こちらのナイカ産のセレナイトは透明感の高いものが多いです。

そして「フィッシュテール」という言葉の通り、魚の尾のような特徴的な形をしているものもあります。

これは天使の羽のようにも見えることから「エンジェルウィング」と呼ばれることもあります。

ナイカ鉱山
メキシコのチワワ州、ナイカ鉱山からこのセレナイトが採れます。
このナイカ鉱山は「クリスタルの洞窟」と呼ばれ、数多くのメディアにも取り上げられています。

©flickr/arjuna_zbycho
人がちっぽけに見えるほどの巨大な石の柱。
この石の柱がセレナイトです。

「クリスタルの洞窟」と呼ばれるので一瞬水晶かなとも感じてしまいますが、巨大なセレナイトが交差する洞窟です。

RPGゲームのファイナルファンタジーに出てきそう。
よくゲーム内で巨大なクリスタルが登場してましたが、現実になるとこんな感じなのかなとワクワクしてしまいます。
過酷な環境で育つセレナイト
昔このクリスタルの洞窟の写真を見たときに「こんなところあるんだー、行ってみたいな」なんて気軽に考えていましたが、それは無理であることが分かりました。

写真に写っている方々がみんな防護服を着ているのを見れば、何となく察しが付く人もいるかもしれませんね。
このスーツは冷却スーツでこれを着ていないとあっという間に熱中症になって死んでしまうそうです。

しかしこの環境下だからこそこの美しいクリスタルの洞窟が出来上がったのでしょう。
何十万年の歳月をかけ、硝酸カルシウムを含む地下水が浸透し、洞窟内の高温により温められ、水温が58℃で安定しているという条件があるようです。
それによってこの硝酸カルシウムがセレナイトへと変化し、この美しい光景が生み出されています。
なんと神秘的な。

貴重なセレナイト
かつては見学も出来たようですが、現在ではこのクリスタルの洞窟は立ち入り禁止となっています。
閉山しているので今現在はこの鉱山からセレナイトは採れません。
このナイカ産のセレナイトが入手したい場合は、過去にこの鉱山から産出されていた「オールドストック」を探すしかありません。
今回当ショップでも、長年お付き合いのある業者様がたまたまオールドストックを持っており、それを出して下さったので入手出来た形です。
ナイカ鉱山のセレナイトは市場に流通しているものでも、過去のオールドストックが出ているものしかありませんので、大変貴重なセレナイトと言えるでしょう。
当ショップが販売しているナイカ鉱山産のセレナイトはこちら↓






ナイカ鉱山産セレナイトの効果
通常のセレナイトでも浄化やヒーリング効果が謳われていますが、ナイカ鉱山産のセレナイトは他の産地のものと比べてより強力な浄化作用があるとされています。
オーラのクリアニングや過去のトラウマや傷の癒しなども主な効果ですが、「エンジェルウィング」とも呼ばれるので天使や高次の存在とのコンタクトを促す、という意味も持ち併せます。
ニューエイジストーンともいわれています。
また洞窟内の人と隔絶された環境で長年置かれていたことや、中々立ち入れない環境にあることから、純粋無垢なエネルギーを持っていると推察されます。
まとめ
セレナイトはパワーストーンショップなどでも比較的見かけることの多い石ですが、ナイカ鉱山産のセレナイトは今は貴重なものとなり、遭遇頻度は低いストーンです。
自然の美しく、そして神秘的な光景から生み出された特別なセレナイトでもあります。
気になった方はぜひ手に取ってみて下さいね。
出会うことも少ないので、見れた方はご縁かもしれません。
動画で見たい方はこちら↓


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